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宋文洲のメールマガジンバックナンバー第335号(2017.09.15)

経営者はしつこい

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1. 経営者はしつこい(論長論短 No.303))

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■1. 論長論短 No.303

私の経験上、経営者、中でも経営上手な社長は異性からモテます。「お金を持っているんだから当然」と思うかもしれませんが、実は、お金の多寡はほとんど関係ありません。彼らがモテる最大の要因は、その「しつこさ」にあるのです。

一連の森友学園騒動で安倍総理は籠池理事長を「非常にしつこい人」と称しました。悪口のようにとらえる人もいましたが、私は「何を当たり前のことを言っているのだろう」と思いました。経営者は皆、「しつこい」のです。

「商い」と「飽きない」の言語上の関連性があるかどうか分かりませんが、経営は飽きないこと、諦めないことが最も重要です。取引先のニーズと意向をつかみ、何度も何度も商談を提案できる人こそ、デキる経営者。相手に迷惑ではないかと気後れする人もいますが、本当に相手が嫌がっている場合は面会を拒否されるはずです。

至極シンプルなことですが、頭で理解できても大多数の人は実行できません。道に迷って周囲に聞けばすぐにわかるのに、何時間も迷い続ける人と同じです。こうした人は、他人の反応を必要以上に重く受け止めてしまっているのです。

モテない男性の最大の原因は女性にアタックできないことです。道に困っているのに尋ねられない心理と似ています。「断られたらどうしよう」と先に心配して行動に移せないのです。

実際、どんなに条件が揃った男性でも待っているだけでは、なかなか女性は寄ってきません。当然、どんなイケメンやお金持ちだって、声をかけてOKをもらえる保証は一切ありません。拒否されるケースもあります。

しかし女性にモテたいならば、まず女性に声をかけないと始まりません。断られることを恐れないことです。相手の迷惑にならない範囲で、多くの女性に声をかければ、より多くの女性に出会えます。より多くの女性と出会えれば、いい条件の女性(つまり自分と相性が合う女性)が見つかる可能性が自然と高まります。

ビジネスでも同じです。デキる経営者になるためには、女性へのアタックと同様の努力を毎日続けなければなりません。条件の合う顧客に出会うことは事業強化に何より必要です。また、良質な社員と出会うことは組織強化、投資家と出会うことは事業拡大の基本です。「断られたらどうする?」と心配して動かなければ、社長としての基本を身に付けられません。

女性にモテるはずのない容姿の私でも、貧乏な頃から、それなりにモテました。外見の短所を補うため、いや補って余りあるほど、積極的に女性に対し働きかけたからです。今でもそうですが、私も声をかけて断られると傷つくタイプでした。ナンパ大作戦は、そんな弱気な自分を叱咤激励する意味もありました。

北大の大学院生時代、私は札幌市北区のバス停で、「一緒にお茶でもどうですか」と女性に声をかけ続けたことがあります。ご想像の通り、なかなかナンパは成功しません。しかし、50人以上に声をかけた頃、「お茶だけならいいですよ」という女性に出会いました。すごく綺麗な女性でした。彼女は友人を迎えに来ていたのですが、時間を間違えて、一時間早く着いてしまったそうです。

このナンパ大作戦は、私の自信につながりました。創業後、営業活動の指針となりました。経営者としての「しつこさ」はナンパで鍛えることができるのです。


P.S.
今週は私のミスで原稿を用意することが遅れました。無理やり何かを書くよりも、週刊文春の連載で以前掲載した文章を借りることにしました。文春で既に読んだ方々には申し訳ございません。

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