ソフトブレーン/ラクス:企業成長を促進する業務プロセス改革セミナー 『売上拡大』と『コスト削減』を実現させるには

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セミナー概要

【東京】2月14日にソフトブレーン、ラクスの2社共催セミナーを開催しました。

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昨年(2016年)10月に、国内累計導入社数No.1のクラウド型経費精算システム「楽楽精算」と、国産ベンダーNo.1のCRM/SFA「eセールスマネージャーRemix Cloud」の連携を発表しましたが、今回は実際にCRM/SFAと経費精算システムが連携するとどのような効果が見込めるのかについて「企業成長を促進する業務プロセス改革セミナー 『売上拡大』と『コスト削減』を実現させるには」をテーマにソフトブレーンとラクスで共催セミナーを実施しました。

まず第一部は「営業活動の無駄を省いて売上アップ!~最短で受注するための仕組みとは~」と題してソフトブレーン本社営業本部営業1課課長の川上大樹が、自社事例を含めて講演。

2016年度のソフトブレーングループは過去最高売上、過去最高利益を更新しましたが、2008年度には大幅な赤字を計上したことに触れ、そこからのV字回復のためにどのように売上拡大とコスト削減に努めてきたかを赤裸々に紹介しました。

一例を挙げると、ソフトブレーンが行ったことは営業担当者がコア業務に専念できる環境づくりを進めることと、営業活動以外の無駄な業務を徹底的に排除することです。

前者は、インサイドセールスを活用することで営業担当者は新規開拓のためのアポイントなどは行わず、提案書作成などのコア業務に専念できるようにしました。

後者は、交通系ICカードの活用です。今や多くの営業担当者が電車移動時に交通系ICカードで精算していますが、ソフトブレーンでは営業担当者の交通費精算は帰社したら交通系ICカードをカードリーダーに当てるだけなのです。後は、自社ソリューションのeセールスマネージャーの訪問履歴と交通系ICカードに残る区間履歴を紐付けて、申請するだけで終了します。これによりそれまで月末に2時間程度かけていた交通費精算作業が"ゼロ"とまではいかないまでも、数分単位で終了するようになった事例を披露しました。

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続けて第二部では、楽楽精算を展開するラクスのファイナンス・クラウド事業部営業2課の佐々木勇人シニアマネージャーが「コスト削減と業務効率化の両立でもっと伸びる会社に!~成長スピードを加速させる経費精算業務のIT化とは~」と題し、コストの中でも見過ごされやすいチェック業務などの人件費を減らすための仕組みを紹介しました。

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経費精算のIT化は3つモノの普及、具体的にはクラウド、スマートフォン、交通系ICカードの普及が進んだことで、急速に拡大している現状に触れ、3社の導入事例を解説しました。

月間250時間かかっていた経費精算業務が数時間になった話や、振込データと会計ソフトデータの作成に9人日かけていたのが4人日に削減された企業、業務の効率化だけではなく内部統制の役割としても経費精算のIT化が担っていることを解説しました。

セミナー後、参加者の方々からは、以下のお声をいただきました。

「コア業務に集中できる時間を創出するための具体例が参考になった。経費精算システムについても導入を検討したい」

「時間軸に置き換えた人事生産性向上の在り方が方向性の1つとして興味深い」

売上拡大と業務効率化を両立させるヒントや課題検討のきっかけとなった方も多かったようです。

ソフトブレーンでは、今後も参加した皆様の売上拡大、業務効率化のヒントが見つかるようなセミナーを随時、開催してまいります。

これから開催予定のセミナー情報一覧は下記URLからご覧いただけます。

https://www.e-sales.jp/seminar/